※お知らせ: 角ちゃん冊子は、2017年度内に、再版予定です。
むろらん100年では、歴史的建造物の保存、活用のために、認知、発信活動を行っております。
歴史的建造物は、骨董品的な建築的な価値ばかりではなく、その時代の歴史の文脈の中に存在しています。その理解には、従来の事実を列記した歴史ガイドではわかりにくいものです。
むろらん100年では、このことを踏まえて、歴史の文脈上、本質的な役割を果たした人に焦点をあて、だれもがわかりやすく、示唆を与えることを重要視しました。
2015年3月完成に向けて、2014年12月からワークショップを開き、6分野を選定。
・縄文時代
・アイヌ時代
・幕末開拓期
・明治産業革命 -井上角五郎-
・戦前戦中戦後
・現代
今回は、第一回として、てつの街むろらんを作った歴史的人物、井上角五郎に焦点をあてて、”角ちゃんの大冒険”と題して、産業の黎明期をわかりやすく書いた歴史ガイド冊子「むろらん歴史街歩きガイドvol.1」を作成しました。
2015年9月号雑誌「HO」(ぶらんとマガジン社)等に引用掲載されました。
2018年明治維新150年・北海道開基150年、井上角五郎没後80年「角ちゃん祭り」に向けて、ガイド冊子作成後から準備を進めています。
日本遺産登録へ向けて進めている「炭鉄港・北の3都物語 空知(産炭地)、小樽(港)・室蘭(鉄・港)」を踏まえ、さらに、札幌本道の一部である森蘭航路にもつなげた歴史を現代的にわかりやすく表現するものにしていく予定です。
角ちゃん冊子は、現在、品切れにつき、2017年度内に、リニューアル再版する予定です。
再版した際には、News!にて、お知らせします。





作成時のワークショップの様子
寒さ深まる2014年12月から3月にかけてワークショップを行いました。

(新聞掲載)
完成後、北海道新聞社、室蘭民報社2015年5月2日、5日の記事に掲載されました。

