祝・森蘭航路復活!炭鉄港・むろらんデー!

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いつも当サイトをご覧いただき、ありがとうございます。
サポーターズクラブの髙橋です。

平成28年10月15日(土)は、1日を通して室蘭の歴史を再発見する
「祝・森蘭航路復活!炭鉄港・むろらんデー!」を開催しました。

まず、第1部は、22名の方といっしょに、室蘭港エリアを散策する
「祝・森蘭航路復活!歴史まち歩き×SNS」を実施しました。

室蘭・登別・伊達近郊の方、札幌からの方、そして、遠くは鹿児島からの方も!

まずは、出発前に、ゲストからひとこと。
札幌国際大学観光学部教授、
本イベント共催の「NPO法人炭鉱の記憶推進事業団」
吉岡理事長からです。
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つづいて、FMびゅーボランティア制作番組「室蘭歴史の散歩道」
パーソナリティを務める、前澤さんによる森蘭航路解説。

北海道の行政の中心を函館から札幌へ移す際、豊浦と長万部の間の
陸路の難所、静狩峠を回避するルートとして選ばれた海のみち。

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10時20分、建屋を出発し、まず目指したのは臨海小公園。
ここから、明治天皇行幸の碑と室蘭港を眺めながら、
前澤さんにお話を伺いました。
イギリス人女性の冒険家、イザベラ・バードは、森蘭航路から
室蘭に入り、平取を目指しました。

また、空知から運ばれてきた石炭は、ここから各地へ積み出されました。

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道中、髙橋はガイドのため、写真はとれませんでしたが、
札幌通り(ヤマコしらかわ前→海岸町3丁目公園前→問屋坂→日本一の坂→旧室蘭駅舎)を、
昔を知る方とのお話を交えながら、22名で楽しくまち歩き。

そして、国道36号線終点。
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札幌~苫小牧~室蘭を結ぶ国道の終点。
つまり、この国道36号線は、かつて北海道開拓使を札幌に置く際に用いた道路でした。

第2部は、炭鉄港連携フォーラム。
まずは、日本製鋼所の見学から始まります。

こちらは、工場内はほとんどカメラ禁止でしたが、
旧火力発電所等、附属設備については問題ないことを確認しております。

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明治期の創業から、昭和30年代ごろまで使われていた火力発電所。

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工場と道路を挟んで反対側の、茶津山にある瑞泉鍛刀所。

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刀となる玉鋼を打っています。

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迎賓館「瑞泉閣」入口。
明治天皇行幸の際、室蘭市内に要人向け宿泊施設がなかったことから、
日本製鋼所が建設した宿泊所で、現在も迎賓館として用いられている。

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会食会場。フランス・ルイ16世時代の内装をモチーフにしたもの。

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フォーラム第2部は、空知・小樽・室蘭で、炭鉄港に関係する取り組みを行う
代表的なパネリストによる鼎談(ていだん)。

なぜ「炭鉄港」か、そして、各所の取り組みは。

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赤いグラフが空知、黄色のグラフが小樽、水色のグラフが室蘭の、
それぞれの人口推移を表しています。
石炭エネルギー政策と共に人口の激増・激減を示した空知。

「すでに起きた未来」をキーワードに、炭鉄港を進めています。

3地域での新たな取り組みを行う方向性の確認も行いました。

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パート3、明治維新150周年に向けて!
炭鉄港キックオフ懇親会。
こちらは18名で開催となりました。

室蘭以外では、赤平、芦別、札幌の方がお越しになりました。
お酒も入り、楽しいトークがヒートアップ!

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会場を旧三菱合資会社建屋に移し、2次会!

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なんと、井上角五郎さんのお孫さんからの差し入れが登場!

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宴は12時まで続きました!

今回のむろらんデーは、午前10時からのロングラン。
室蘭港エリアに眠る歴史情緒を探し、
地域連携による観光の方向性を探し、
熱い想いを交わす、とてもすばらしい機会になったと思います。

このような機会をもっと増やし、観光のあり方、歴史への光の当て方など、
ますます情報を共有したり、絆を強めていきたいと思います。

お忙しい中、みなさまありがとうございました!