代表メッセージ

「一般社団法人 むろらん100年建造物保存活用会」(むろらん100年)のサイトをご覧くださいましてありがとうございます。

むろらん100年は、2014年、あと1年で100年になることを間近に取り壊しの危機にあった北海道室蘭市に現存する「旧三菱合資会社室蘭出張所」を買い取り、保存活用することから設立された社団法人です。

なぜ、リアルな建物を維持することが大切なのか。実際に、見て、入って空間を感じ、空気を感じることが、五感を通して私たちのこころに響くからだと私たちは考えます。そして、足元の歴史から、日本、世界の歴史を考える。
これがとても大切なことだと考えています。

また、むろらん100年は、この建物が、日本遺産構成文化財となった年、2019年に、取り壊しの危機にあった旧絵鞆小学校体育館棟のクラウドファンディング行い、この建物も保有することになりました。
この建物は、縄文出土の歴史、アイヌとの共生の歴史があり、造船工場の城下町の子供たちが通った校舎です。そして何より、不思議と惹きつけられる円形というデザインへの魅力、建築史的、芸術的な観点からも魅力のある校舎。俳優の安田顕さんの母校でもあります。

私たちは、少しでも長く、これらの建物を保存し、少しでも多くの方に、体感で感じていただき、足元から日本の歴史、世界の歴史に繋いでいただければと思います。

空間を体感し、自分や現在の社会の存在を再確認、再解釈することで、個人、組織、そして、日本のビジョンに繋がるはずだと私たちは信じています。

一般社団法人 むろらん100年建造物保存活用会 代表理事 村田正望