保存活用案
ここでは、保存活用に関するみなさまの意見を掲載します。
Cさま/室蘭市在住
円形を活かし縄文時代から順に展示し最後に展望室から現在の大橋等を観てもらう。
夜景を観ながら飲食もできたら良いのですが。
民俗資料館に埋もれている古いものの展示も良いですね。
(今後のビジョン)
科学館の移転先を変更し、旧小学校、水族館、道の駅(要整備)と観光施設を集中する。
更に旅客バース、オートキャンプ場、魚介類直売所、浜焼き、大橋完成時に有った野外ステージの復活(ベンチャーズが演奏したことも)で一大スポットになると良いですね。
Aさま/室蘭市在住
保存活用に関して一番重要なのは長期間に渡って保存するにあたりメンテナンスをおこなうための資金ではないでしょうか。
資金を得るため、そしてより多くの人に活用される場にならなければ保存する意味が無くなってしまいます。
資料館や美術館的な場では来客数に限りがあると思うので、すぐに行き詰ってしまうと思います。
観光客を呼び込むといっても、見学して写真を撮って帰ってしまうだけ。お金を落とすリピーターにはならないでしょう。
そこでひとつの提案ですが、宿泊研修施設にするというのはいかがでしょう?
室蘭には室蘭岳山麓公園に宿泊研修施設サンパワーがあり、土日や春休み、夏休みなどは数か月前から予約がとれなくて抽選になるほど各地から学生や社会人の団体が利用しています。
私も吹奏楽やジャズのバンドで活動しているので吹奏楽合宿でサンパワーを何度も利用させていただきましたが、値段が安く宿泊できて広い体育館で活動できる場所をスポーツ、音楽、ダンスなどで活動する団体はいつも合宿所を探しています。
絵鞆小学校の体育館やグラウンドだけではなく、室蘭市体育協会と連携して祝津公園のテニスコートやサッカーグラウンド、入江運動競技場や入江のプールを利用する学生、社会人の合宿場所としてアピールすると道内外から様々な大会で絵鞆小学校という施設を訪れる人が増えるのではないでしょうか。
上手に運営すればメンテナンス資金もなんとかなるのでは。
古い学校に宿泊するのはチョット怖いかもしれませんが、それはそれで話題となりレトロなデザイン校舎に夜の景色は工場夜景に白鳥大橋。校舎屋上から眺める絶景は観光としても話題の宿泊所になると思います。
蘭西方面には競技場が多くあるのに宿泊研修施設がないので必要とされているはずです。
入江運動競技場で大きな大会があるときは宿泊施設が足りないと聞いたことがあります。
今後は科学館・図書館もリニューアルすることで小学校の研修旅行なども誘致できるのではないでしょうか。
宿泊だけではなく平日は会議場、講演・講習会場、サークル活動の場として広く活用できるでしょう。
ひとつ問題なのは住宅地なので朝から夜遅くまで一日中大きな音を出したり騒がしくできないことと、冬場は室内を利用する団体しか利用されないことですね。
生意気にも長々と綴ってしまいましたが、ひとつの提案として申し述べさせていただきました。
いつも室蘭のためにご尽力されている方がたに心より感謝申し上げます。
Yさま/東京都在住
財政難の今、新たに公共施設を作るのは難しい状況なので、今ある施設を壊すのではなく、いかに有効に活用するのかを考えていかなければならないと思っています。
特に、室蘭では博物館や、歴史を学ぶ施設が不足しており、陣屋町の民俗資料館しかありませんが、狭隘化が進み、せっかく市民から寄贈された貴重な史料が、無造作に収蔵庫に並べられています。
であれば、縄文遺跡の上に建ち、昭和の歴史遺産でもある絵鞆小学校を民俗資料館の分館とし、民俗資料館から溢れた史料の一部をきちんと「見て、学べる」状態に収蔵・展示することに使って頂けたらと思います。
幸い学校ですので、建物内部が教室として細かく区切られています。教室ごとに時代区分やテーマを分けて様々な側面から室蘭の「まちの記憶」を振り返ることができる、そんな場になったら素晴らしいなと思います。
Oさま/東京都在住
ネットワークやセキュリティー技術者を要請する専門学校(高等学校)にする。
地元の室工大、日本の各企業、米国やヨーロッパの最先端で活躍しているネットワークやセキュリティー技術者を呼んで先生になってもらう。室蘭発信の情報セキュリティー技術者学校の誕生