今朝の室蘭民報朝刊一面に、絵鞆貝塚の縄文遺跡について勉強会の記事が掲載されています。
「・・・発掘調査では、イルカの頭蓋骨が発見されたほか、複数の貝層も確認できたことを紹介。北海道で見ることのないサザエも見つかっており、当時は生息エリアが北にあったのかもしれない。過去のデータが噴火湾一帯の自然変化を知る上で重要になると述べた。」
一昨年行われた調査概要も示した。「絵鞆貝塚は全道屈指の規模。日常使われていた道具や墓などが残されている。貝塚が生活や考え方を示す存在であることを改めて知ってほしい」と呼び掛けた。」
絵鞆小学校の縄文遺跡は、北海道・東北が国とともに世界遺産に向けて動いている縄文遺跡に連なるものです。
ぜひ、ご熟読いただければと思います。
今朝のニュースの電子版です。
https://this.kiji.is/213855456228197878
今回に関連して、こちらの「北海道・北東北の縄文遺跡群」公式ホームページ http://jomon-japan.jp/
も、ぜひぜひご覧になってください。
縄文遺跡は、古代ピラミッドより古い、人が生活で使った茶碗、器、刃物などの道具、骨など生活の跡であり、当時の生態系がわかります。
円形校舎の保存活用と合わせて、複合的な遺産といえるのではないでしょうか。