【重要】 3月12日に行われた絵鞆小議事録/速記

以下、12日に行われた絵鞆小議事録。
議事録を速記しました。
正確には、議会の映像アーカイブをご覧ください。
http://www.city.muroran.lg.jp/main/common/gikai/index.php

高橋議員、早川議員、水江議員です。

特に、水江議員は、かなり鋭い内容です。
ぜひご一読ください。

【高橋議員】
高橋:耐震工事は1億円かからないということも聞く。2〜3億かかるという根拠は何か?試算の根拠は?
大谷総務課長:鳥取県倉吉市で閉校した円形校舎を改修してミュージアムを作ろうとしている。そこは2億3千万円規模。(根拠になっていない。調べていない。)

高橋:自分も来月?倉吉に視察に行ってくる。旧絵鞆小学校の場合は構造上それほどかからない。試算がはっきりしないうちには解体費用は一棟5〜6千万円と示された。
売却の公募要件に改修とあるが、それにはどれくらいの費用がかかるのか?
大谷総務課長:外壁の改修、板金、窓のサッシなどの改修が必要になると思われる。それで2億円近くかかると思われる。(根拠になっていない。調べていない。)

高橋:それだけのお金が払える人でないと購入出来ないというわけですね?
大谷:これは市の試算。実際にこれだけかかるかはわからない。(試算していないのでわからない。)

高橋:公募スケジュールは5〜6ヶ月の1ヶ月ほどでしょうか?これは短すぎないでしょうか?
大谷総務課長:5〜6ヶ月で市民に周知させ、議会にあげてその後公募。

高橋:民間側からするとスケジュール的にきびしい。室蘭市民限定にした理由は?
大谷総務課長:いろいろ周知の手段を検討したい。(限定には触れず)

高橋:もっと早い段階で利用活用を検討するべきだった。しかも、この時期に唐突に話が出てきた理由は?
高木教育部長:地元の町会との話で不安に思っていることを知った。ダンパラ含めて今年度中に早く決着したい。柔軟にやってゆきたい。6月から募集。(根拠がない。水江議員が厳しく追究。)

高橋:このスケジュールで売却先が見つからない場合、二棟とも解体するのでしょうか?
高木教育部長:現在使っている円形校舎については解体しない。

高橋:グラウンドは宅地化を想定して売却となっているが、文化財審議会ではグラウンドを含めての保存としている。
大谷総務課長:グラウンドは体育協会に管理を依頼している。(文化財審議会について答えない。)

高橋:少年野球などの練習場はどうなるのか?
大谷総務課長:統合校のグラウンドを使ってもらう。

高橋:宅地化の打診があったと聞いてる。打診があったのでしょうか?
高木教育部長:閉校になった時点で打診があった。しかしすぐに宅地化するつもりはない。文化財について調査はする。しかしいずれは宅地化する。(宅地化しか考えていない。)

高橋:縄文遺跡も観光資源として活用したいという市民の意見がある。なぜ宅地化するのがわからない。今後も学校跡地が増えてゆくと思う。なぜ旧絵鞆小学校は宅地化するのか?
高木教育部長:民間に売却した場合は宅地化が…

高橋:絵鞆地区は居住誘導地域からははずれているのではないか。今後の学校跡地でもっと街中のがある。なぜ旧絵鞆小学校なのか。
高木教育部長:確か居住誘導地域に入っているのではないかと思っている。人口増加のためにも宅地化は必要かと思っている。決定ではないが。

高橋:居住誘導地域に入っているかどうかわかるかたはいませんか?(即答は出来ないという会場からの言葉)文化財審議会の28年度の議事録では二棟存続が必要であるとしている。審議会の意見を重く受け止めていないという印象があるがどうか?

教育長:二棟存続とグラウンドの遺跡を活用したいという意見があった。民間団体から活用したいという意見が出ているので、その方向でも考えてゆければと思っているが…

高橋:再度文化財審議会を開いて検討するべきではないか
教育長:○○○

高橋:無償譲渡するべきではないか。
高木教育部長:財産条例で、無償譲渡するには公共事業体でなくてはいけない。募集条件については6月の定例会などでもっと検討する。

【早川議員】
早川議員:現在使用中の棟の工事費と内容は、外壁、サッシの工事は行ったのか
市:外装、サッシは行っていない、1棟として使うための体育館棟との壁作成、トイレ等の工事で2千万円

早川議員:売却できなかった場合使用中の1棟にも大規模改修が必要か
市:長年使うのであれば必要

早川議員:民間が買った場合買ったあと4、5億円かかるのか
市:公共工事として行えばかかる(根拠がない。)

【水江議員】
水江議員:絵鞆小の話は何時から文化財審議会で審議されたのか
市:平成27年度から

水江議員:25年度市からもちかけたのではないか
市:25年度はない→議員からの要請により過去の議事録を調べ後に訂正

水江議員:昭和の得意的建物として絵鞆小を市、審議会のどちらのから持ち出したのか
市:27年度からの議事録いかないのでわからない→後に回答

水江議員:文化財の定義は
市:文化財保護法の定義及び市の条例による

水江議員:円形校舎の位置づけは
市:歴史的建造物

水江議員:先日長谷川貿易が解体されたが、市として指定していのか
市:整理はしているが市の指定はしていない

水江議員:文化財として指定すると経費がかかるから歴史的建造物にとどめているのでは
市:審議会として議論したが、企業等の所有物で承諾を得れないものがある。
歴史的建造物としては絵鞆小学校、大黒島灯台、小橋内のカノン砲庫など
水江議員:市から審議会に文化財への検討をお願いいたのか
市:25年度の審議会で建造物全般として提示した、
26年度の審議会で絵鞆小学校、大黒島灯台、小橋内のカノン砲庫が出てきた

水江議員:閉校の年からの経緯は
市:27年3月 閉校、審議会で審議
27年8月 市民団体より保存署名が提出される
市民団体と話合い
28年2月 審議会で歴史的建造物に
29年3月、30年3月 審議会で審議
水江議員:市文化財としての価値があると市から明言したことがあるか
市:審議会の中だけで明言した

水江議員:何時歴史的建造物としたのですか
市:27年3月にリスト化しました

水江議員:保存署名がだされたきっかけは
市:26年10月のえんトークでの市長の発言から

水江議員:えんトークで危機感をもち保存署名を出したとのことだが市の対応は遅く何もせず空白期間が長かった。それなのに市は、百ゼロで望むだといった、急に無理難題を出し、急に結論だと言っている。これでは諦めろと言っているのと同じこと。
市として活用案を検討したと言っているが、教育だけではなく幅広い部署で検討したのか
市:28年市民団体と意見交換を行った。5月10月に市民団体に見てみないと言っていけん鋼管し絵鞆小を見てもらった。(これは市民側からの要望であって、市は何もしていない。)
教育だけでなく幅広い部署で検討した。(証拠を提示すべきである。)

水江議員:26年10月のえんトークが混乱につながった。
絵鞆小と縄文遺跡は切り離して考えるべき。
早く対応して欲しいとの町会の会議で話があったからでは根拠が無い、ちゃんと要請文をもらわないとだめだ。
教育長:町会は、建物、遺跡は集客になるので活用してもらいたいと言っている。
急だと言っているが、市民団体とも話をしているし、町会にも市民団体からの案を話している。
市民団体、地元住民とも話合いながら進めていきたい。

水江議員:安全対策にかかる金額等、数字で示さないといけないのでは
市として交遊対策をしますと示さなければ納得しないのでは。
市:民間がアイデア、資金を出すこと。
コンクリート、鉄筋にも劣化があるのでは無いか

水江議員:市としてきちっとした対応しておかないと瑕疵責任とかになるのでは。
市:売却したしたから後は知りませんとはいかない、行政も協力する、これからも関係団体、住民と話し合っていきたい。
25年2月に絵鞆小学校廃校後の活用について審議会にはなし、翌年歴史的文化的建物とした。

コメントは受け付けていません。

  • 想い出、保存活用へのご意見などお寄せください。

    ※名前、メールアドレス、住所以外は、意見として公開し使用させていただきますので、ご了承の上、お書き込みください。特に、匿名にしなくてもいいかたは、本名大丈夫ですとコメント欄にお書き込みいただけるとありがたいです。