要請:祝津グランドがサッカー競技場になる予定につき、絵鞆小グランドを第二競技場に

絵鞆小ラボでは、今日、予定通り、市長、教育長、議長に全国署名の現段階での状況について、意見を添えて提出してきました。

関と村田で、市長に直接渡しました。

読売、朝日、道新、室蘭民報の4社が取材に来ていましたので、何らかのかたちで報道されると思います。
応援ありがとうございます。

以下、提出した基本文章を掲載いたします。
署名内容・コメント等を添付しました。

尚、写真は、NHK北海道中ひざくりげ(安田顕)の番組中のものです。

明日は、絵鞆小PJのプレゼンです。
引き続きご注目のほどよろしくお願いいたします。

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前略 この署名は、署名サイトChangeにて、「取り壊しの危機にある全国的に珍しい貴重なツイン円型校舎・旧絵鞆小学校(北海道)を保存活用したい!」という名称で今年(2018年2月)から全国から署名を募ったものです。

全国からの署名数は、2018年11月4日現在、1,188人です。

募集開始直後、公募という流れになり、あまり意味がなくなったように思えましたが、しかし、現在応募は署名、活用案など旧絵鞆小が閉校になる前から建物の保存活用へ声をあげていたメンバーのみの応募となっており、その公募条件があまりにも厳しい内容であるため、本来市民が継承すべき文化資産であることから、この1団体への負担を軽くし、かつ官民で有効活用することをお願いしたいと考えるものです。

【運動施設及び歴史文化等の活用】
2月以降、祝津グランドがサッカー場になるなど、市の政策は変わってきており、私たち一般社団法人むろらん100年建造物保存活用会有志(旧絵鞆小保存活用ラボ)では、祝津グランドがサッカー場になることから、第2サッカー場または練習場、絵鞆小円形校舎は合宿場等としての活用を柱とし、祝津商店会の活性化、みたら地区の活性化へ繋げるなど、室蘭の未来のために、官民で知恵を出して活用へ向けていただきたく思います。

【公募者・リーダー】
現在、公募している旧絵鞆小活用プロジェクト、代表・三木真由美さんは、室蘭出身ではなく、茨城県出身ですが、ボルタの理事、FMびゅーの立ち上げに株主として関わり、室蘭市市民活動センターで働きながら、市民がより活動しやすいように、NPO法人NPO支援センターを創設し理事長、蘭歴建見会の立ち上げと事務局長として歴史価値の認知に関わり、社団法人むろらん100年建造物保存活用会の理事として立ち上げ運営、さらにこの12月から、室蘭市市民活動センターのセンター長になる予定です。その三木さんが、この厳しい条件を受けて事業計画書を書きました。

その支えとなる吉田幸恵さんは、一級建築士として建築事務所を経営する傍ら、蘭歴建見会を創設し、会長として歴史的建造物に関わる、室蘭で唯一のヘリテージマネージャー(資格者)です。
お二人とも子育てしながら活動を行っております。

現状を考えると、なんとか官民一体とならなければ、下手をすると数千万の負債で旧絵鞆小建屋を背負うことになりかねません。官民一体であれば、公共活用をしながら民間でも活用することによって、維持費用を捻出できる可能性も出てくるはずです。

下の写真は、関浩勝による撮影です。(ここでは略)
上部に祝津グランド、下部に絵鞆小グランドがあります。

この写真をご覧になり、入江地区に体育館、プールといった体育施設があり、祝津地区にサッカー場、祝津商店会の活性化、みたら地区の活性化へといった前向きな活用法をご想像し、官民の道をいただければと思います。 また、周辺の民族共生空間、登別、洞爺、羊蹄などの広域とのつながりにとっても、縄文、アイヌといった日本遺産、世界遺産につながる要素のある絵鞆小を活かすことはできないものかと考えます。

 

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