2018.6.19 総務常任委員会で議論された絵鞆小案件。
わからないことだらけです。
・応募なければ取り壊すものを、なぜ1256万円という価格をつけるのか?
・土地は遺跡があるので使ってはいけない。でも、建屋は売る。買って最終的に壊すときは、そこに新しい建物をたててはいけない。
・固定資産税は、
校舎 50万円
体育館 61万円 年率 かかる
・体育館棟の耐震補強、2階までの耐震補強と三階の落下防止の直接工事費9,088,000円かかると言っています。その他屋根、外装工事も必要。
・しかも、歴史的建造物だと認めており、買い取った人は、その認識で活用せよと。まちの活性化を考えた公共的な視点からの活用です。
※ちなみに解体費用は1棟5〜6千万円(公共発注の場合)
これを、ネットなどで全国公募かける。
公共的な使い方、まちの活性化で、趣味で、使いたい人はいますか?使用期間は財産とできるが、取壊したあとは財産なくなります。という感じです。
まったく売る気が無いとしか思えません。
根本的にみたら地区を観光活用するなどのビジョンがなければ、活用の道筋は単独になりますが、観光策も見えない。
委員会の最後の質問の「観光活用」の観点からの話が重要でした。部署が横断的になります。市のビジョンと絡んでくることで価値認識が変わり、これまでと優先レイヤーが変わるからです。
そもそも、H22に耐震はわかっており、3年前に署名が提出されましたが、これまで放置してきました。そして、劣化しているので、早く売却したいそうです。
一方、足元に眠る縄文遺跡は、世界遺産になる可能性が高いということです。